福島県の美味しいご当地グルメと言えば、「いかにんじん」。テレビ番組で取り上げられ、福島のソウルフードとして親しまれています。今回は、そのいかにんじんの素を使った簡単な作り方をご紹介します。手土産やおうちごはんに最適な、福島の風土を感じる逸品です。
目次
いかにんじんとは?
発祥と歴史
福島の味、お正月の風物詩
福島県の中通り、特に北部で愛されている伝統的な郷土料理、「いかにんじん」今では年中楽しまれていますが、特にお正月の食卓には欠かせない一品。中通りの人々からは「三が日の食卓には必ずあるもの」として親しまれています。
シンプルな名前が物語る通り、材料はイカとニンジンの2つだけ。しかし、そのイカというのは、なんとスルメなのです。スルメは通常、あぶってそのまま食べることが一般的ですが、イカニンジンではスルメが料理の中で活躍しています。このユニークな組み合わせが、地元の人たちに親しまれている要因の一つと言えるでしょう。
福島の中通りから山あいの地域にかけては、魚介の乾物を使用した料理が数多く残されています。スルメや身欠きニシン、干し貝柱などの乾物は保存がきくため、遠くから運ばれ、貴重なタンパク源として活躍してきました。現代においても、これらの伝統的な味わいは郷土の誇りとして、地元の人々によって大切にされています。
そして、イカニンジンは驚くほど簡単に作れる料理。スルメさえあれば、手軽に美味しいイカニンジンを楽しむことができます。何より、お酒のおつまみに最適。日本酒好きな方には、ぜひ一度お試しいただきたい逸品です。福島の風土を感じながら、お家でアレンジしてみてください。
「いかにんじんの素」で手軽に!
福島県名物「いかにんじん」がこれ一本で手軽に
作れます、お土産にいかがでしょうか! pic.twitter.com/88Yb0LM4v6— お富士さん (@TairaYamaha21) December 27, 2023
福島名物「いかにんじん」の簡単レシピ
福島県の美味しいご当地グルメ「いかにんじん」が、いかにんじんの素一本で手軽に作れるんです!テレビ番組の秘密のケンミンSHOWでも話題となったこの「いかにんじんのたれ」は、いちいオリジナル内池醸造の「いか人参の素」です。福島のソウルフードを気軽にご家庭でお楽しみください。
【イカ人参の簡単作り方】
材料
- スルメいか:50g
- にんじん:160g(約1本)
- いかにんじんの素(いちいオリジナル内池醸造):160ml
手順
- にんじんは皮をむき、5cm程度の細切りにし、スルメいかも同様にはさみで切ります。
- 容器ににんじんとスルメいかを入れ、いかにんじんの素を具が浸るように加えます。
- そのまま冷蔵庫に入れ、一晩ほど寝かせれば完成です。スルメいかが柔らかくなったら、お好みで醤油、砂糖、みりんなどを加えて「我が家の味」に仕上げましょう。
いかにんじんの素の原材料:
しょうゆ(国内製造)、還元水あめ、清酒、砂糖、発酵調味料、魚介エキス、こんぶエキス、かつお削りぶし/アルコール、ビタミンB1、(一部に小麦・大豆を含む)
栄養成分(100mlあたり):
エネルギー:146kcal、たんぱく質:2.8g、脂質:0g、炭水化物:31.5g、食塩相当量:4.9g
注意事項:
本品にはアルコールが含まれていますので、お酒の弱い方やお子様にはご注意ください。
手軽ないかにんじんの素で、福島の味をお家で存分に楽しんでみてください。手土産やおうちごはんにぴったりですよ!
いかにんじんの食べ方
いかにんじんは通年で楽しめる一品ですが、もともとは冬の保存食として作られていました。そのため、冷えた季節にぴったり。ごはんのおかずや酒のつまみとして、福島の風土を感じながらお楽しみいただけます。
おわりに
「いかにんじん」は福島の風物詩とも言えるご当地グルメ。福島の味覚を手軽に楽しめる、いかにんじんの素をぜひ試してみてください。お土産やご自宅でのお料理に、福島の歴史と伝統が詰まった逸品です。