年の猛暑などの影響で野菜の価格の高騰が続いていて、このうちキャベツは、平年の２倍から３倍ほどに値上がりしています。高騰の原因は、夏の猛暑と冬の雨不足で十分に育たなかったことにあるそうです。
福島県内の小売店では、春に出荷されるキャベツが流通するまで価格が高い状態が続くと見ています。
農林水産省の情報によりますと、先週のキャベツの小売価格は全国平均で１キロ当たり５５３円と、平年のおよそ３.４倍となっているそうです。
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福島のスーパー販売されていたキャベツの価格は１玉が３９８円で、価格が最も上がった先月末から今月はじめごろまでに比べ１００円ほど下がりましたが、それでも、平年の２倍から３倍ほどの高値になっています。
一時的な高騰であれば市場メカニズムによって価格は落ち着きますが、構造的な問題が背景にある場合は、長期的な高値が続く可能性もあります。消費者は価格高騰への対策として代替野菜の利用や、旬の時期に購入する、保存方法を工夫するなど、柔軟な対応が必要となりそうです。
去年の猛暑や秋の雨不足のため十分に生育していないことなどもあり、高値傾向は「春キャベツ」が流通するまで続くとみる必要があるとのこと。
