
Adobe社の動画生成AI、 Adobe Firefly VideoModelが公開されていました。アドビが注力しているのは「生成AI」技術であり、自社の生成AIモデル「Adobe Firefly」を使った様々な機能を、デザイン製品に組み込んでいました。昨年10月には動画編集ソフト「Premiere Pro」に初めて「生成機能」が加えられるなど、動画の繋ぎ目に生成できる機能などがありました。Adobe Firefly VideoModel、Generate Video(ベータ版)となります。
現在Adobeサイトでは、テキストから動画生成、シーンから画像生成(Beta)、動画本釈、画像から動画生成、音声翻訳などが確認されています。無料生成が2回ほど出来ましたので、後ほど有料プランも詳細をお伝えします。無料生成は1動画5秒を2回出来ました。これらの内容は今後変わるかもしれません。
Adobe Firefly Video Modelは、アドビが開発した最新の生成AI技術を活用した動画生成モデルです。このAIツールは、テキストプロンプトや静止画像から高品質な動画を生成することができ、クリエイティブな作業の効率を大幅に向上させる可能性を秘めています 。
目次
Firefly Video Modelの主な特徴
テキストや画像から動画を生成
テキストによる指示(プロンプト)や画像を基に、AIが独創的な動画を生成します。
高品質な動画生成
生成される動画は最大5秒までで、高品質かつ滑らかな映像を実現しています。
AIによる動画編集機能
AIが動画の内容を理解し、不要な部分の削除や特定のオブジェクトの追加など、様々な編集作業をサポートします。
商用利用可能
Fireflyによって生成された動画は、商用目的での利用が可能です。
著作権侵害のリスク低減
Adobe Stockの画像やパブリックドメインのコンテンツなど、権利処理済みのデータセットで学習しているため、著作権侵害のリスクが低減されています。
豊富なカメラコントロール: カメラの寄り、アングル、カメラモーションなどの豊富なカメラコントロールを使って、より精密な動画生成が可能になっています。
詳細なプロンプトによる高品質な動画生成
Adobe Firefly Video Modelはより正確に、ユーザーが頭に思い描いたものを生成できます。既存のコンテンツにエフェクトを追加: 黒や緑の背景に炎、煙、塵、水などの空気感を表す要素を作成し、Premiere ProやAfter Effectsなどのアドビツールが備えるキーイングを使用して既存のコンテンツに重ねることができます。アドビ他ソフトとの連動も今後より期待出来ます。
adobe動画生成 早速テスト
アムカフェいちごアムバスクの写真を使用。画像生成Aiではありません。
動画生成aiで生成した動画
デフォルトで24FPSとなっています。カメラワークをズームアウト。プロンプト指定はズームアウトのみ。初回テストでは十分なレベルかと思います。拡張されたテーブルは少し違和感がありますが、自然な位置で花瓶が追加、レンガが拡張されいちごソースが追加されました。商品プロモーションの一部で使用出来そうです。
アドビ動画生成ai 有料プラン

Adobe Firefly Standard
1,580 円/月 税込
先行アクセス価格は 2025 年 3 月 15 日に終了します。
ビデオとオーディオ用の毎月 2,000 の生成クレジット
■ 最大 6 分のオーディオとビデオを翻訳
■テキストから画像生成、生成塗りつぶしなどの標準画像
およびベクター機能に無制限にアクセスできます
100 GB のクラウドストレージ付き
Adobe Firefly Pro
4,780 円/月 税込
先行アクセス価格は 2025 年 3 月 15 日に終了します。
ビデオとオーディオ用の毎月 7,000 の生成クレジット
■5 秒のビデオを最大 70 本生成
■最大 23 分のオーディオとビデオを翻訳
テキストから画像生成、生成塗りつぶしなどの標準画像およびベクター機能に無制限にアクセスできます
100 GB のクラウドストレージ付き
Firefly Video Modelの活用事例
今後クリエィティブな動画や、広告動画の制作が可能となり、 新しい広告のアイデアを迅速に具現化しコストを削減できます。動画製作に新しい活用に可能性が見えてきました。まだテスト段階ではありますが、今後AI動画生成を活用して、教育コンテンツなどにも力を入れて行きたいと思います。当サイトでも新しい店舗CMや、商品プロモーションに活かしていきたいです。