新地町の海に秘められた神話が、感動と輝きのアニメーションに生まれ変わりました!
福島県新地町を舞台にした民話『鹿狼山の手長明神』が、2024年2月5日にアニメ監督の沼田心之介氏によってお披露目され、大堀武町長から「海ノ民話のまち」認定証が授与されました。
2024年2月5日、アニメ監督の沼田心之介氏が新地町を訪問し、大堀武町長へ「海ノ民話のまち」認定証と完成したアニメパッケージを贈呈しました。
目次
鹿狼山の手長明神
アニメ詳細紹介
新地町の海辺に住む少年、長吉。彼が初めて父親の舟で海に出たとき、一番高くそびえる鹿狼山が岸への帰り道の目印とされました。
鹿狼山にはかつて手の長い神様、手長明神が住んでいて、白い鹿と白い狼を伴って、ここの生き物や人々の暮らしを見守っていました。
長吉は大きくなり、優れた漁師となっても、海から戻るたびに、海のめぐみと無事に帰ってこれたことに感謝を忘れずにいます。
物語は、感動と成長のエピソードを通じて、新地町の海の神話を描きます。
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海ノ民話のまちプロジェクトについて
海ノ民話のまちプロジェクトは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、「日本昔ばなし協会」が運営しています。このプロジェクトでは、海に深く関わる日本の地域に伝わる民話をアニメーションとして制作し、その中に込められた思いや警鐘、教訓を伝えています。これにより、次世代への継承が図られ、子供たちに海の魅力や日本の伝統を伝えています。
海ノ民話のまちプロジェクト公式サイト 海ノ民話のまちプロジェクト
一般社団法人 日本昔ばなし協会について
一般社団法人 日本昔ばなし協会は、日本の昔話に現代社会で忘れられがちな知恵や想いが詰まっていることに着目しています。
昔話を通じて感謝の気持ちや思いやり、日本人としてのアイデンティティを次世代へつなぎ、社会における恩返しの循環を進めています。
一般社団法人 日本昔ばなし協会公式サイト 一般社団法人 日本昔ばなし協会
海と歴史が織りなす民話の誕生
新地町の美しい海と歴史が交わり、生まれたのが『鹿狼山の手長明神』
アニメ監督の沼田心之介氏が、その魅力を大堀武町長に認められ、感動の認定式が行われました。
心温まる友情と成長の物語
物語は、鹿狼山に住む手長い神様と、海で暮らす少年長吉の心温まる友情と成長を描いています。美しい映像と共に、子供から大人まで幅広い層に楽しまれることでしょう。
海ノ民話のまちプロジェクト第3弾認定
新地町は、海ノ民話のまちプロジェクトの第3弾として認定されました。
このプロジェクトは、海にまつわる民話をアニメーションとして制作し、次世代に海の魅力を伝える目的を持っています。
アニメ上映会やフィールドワークの予定
アニメーションはこれからも新地町で上映会やフィールドワークを通して広く紹介されます。
地域住民や子供たちがアニメを通じて、新地町の歴史や海への関心を深められる機会となります。
大堀武町長の期待
大堀武町長は、「手長明神が子供たちに愛されるデザインでアニメ化され、文化財を未来へ継承していくために活用したい」と語り、アニメが地域の宝として大切にされることへの期待を示しました。
おわりに
新地町の誇りであるアニメーション『鹿狼山の手長明神』が、海と日本の未来を繋ぐ架け橋となりました。
感動と輝きが詰まったこの物語は、子供から大人まで、そして未来の世代にも海の魅力と新地町の魅力を伝えていくことでしょう。