
3月22日、福島県庁にて、株式会社ポニーキャニオン制作協力による福島県防災VR映像の記者発表が行われました。
発表会には、福島県の内堀雅雄知事と、福島県矢祭町出身のタレント・あばれる君が参加。東日本大震災や令和元年東日本台風などの災害を題材にしたVR映像は、圧倒的な臨場感で災害を疑似体験できる内容となっています。
目次
■ 災害への備えを「自分事」にするVR映像
近年、激甚化・頻発化する災害への備えはますます重要になっています。この防災VR映像は、そうした状況下で、県民の防災意識を高めることを目的に制作されました。
映像は、令和元年東日本台風等の水害や土砂災害の特徴を再現した「水害・土砂災害編」、東日本大震災等の大地震や大津波の特徴を再現した「地震・津波編」の2本構成。VRヘッドセットを使えば、まるで自分が災害現場にいるかのようなリアルな体験ができます。
■ あばれる君も興奮!VR体験の感想
記者発表では、あばれる君が一般公開に先駆け、VR映像を体験。リアルな映像に大興奮し、「本当に自分がその場にいるような感覚に陥りました。怖かったですが、このくらいリアルな方が、気持ちの備えもできるのではないかと思いました。」と語りました。
■ 内堀知事とあばれる君が呼びかける、防災意識の向上
内堀雅雄知事は、「この防災VR映像はスマホ、タブレットでも360°再生可能で十分臨場感のある体験ができます。災害を『自分事化』していただき、皆さんのいのちを災害から守るために、この動画を多くの方にご活用いただければと思います。」と語りました。
あばれる君は、「経験するのとしないのとでは、明日への備えが変わってくると思います。圧倒的な臨場感に強烈な印象を抱くと同時に他人事だと思っている方の目を覚まさせるような映像になっていると思うので一人でも多くの方に見ていただきたいです。」と、映像の活用を呼びかけました。
■ 福島県民だけでなく、全国の方にも見てほしい!
この防災VR映像は、福島県民だけでなく、全国の方にもぜひ見ていただきたい内容です。
災害はいつどこで起こるかわかりません。VRで災害を疑似体験することで、災害への意識を高め、命を守る行動をとるためのヒントが得られるでしょう。
■ 福島県防災VR映像特設サイト
福島県防災VR映像は、福島県YouTube公式チャンネルにて公開されています。
URL: https://www.pref.fukushima.lg.jp/w4/bousaiVR/
■ まとめ
福島県防災VR映像は、災害への備えを「自分事」にするための強力なツールです。
VRで災害を疑似体験し、大切な命を守るための行動をとりましょう。