【福島県】千年の歴史を誇る馬追い神事「相馬野馬追」400騎の勇壮な騎馬行列で興奮を体感

千年の歴史を刻む、迫力満点の馬追い神事

福島県相馬地方で開催される相馬野馬追は、国の重要無形民俗文化財に指定された歴史ある祭典です。

鎌倉時代から続く伝統行事で、約400騎の騎馬武者が甲冑を身にまとい、色鮮やかな旗指物を掲げながら馬を駆り立てます。その迫力満点のパフォーマンスは、まさに天下無比の馬追い絵巻と言えるでしょう。

2024年相馬野馬追：日程・時間・場所

2024年5月25日（土）～5月27日（月）の3日間に開催される相馬野馬追。

従来の土曜日から月曜日までの開催から、今年はより多くの観客が参加しやすいように、5月最終週の土曜日から月曜日までの3日間に変更となったそうです。

開催時間

2024年5月25日（土）お繰り出し・宵乗り
2024年5月26日（日）野馬追（南相馬市原町区）
2024年5月27日（月）野馬懸（南相馬市小高区）

開催場所

福島県相馬市原町区橋本町4丁目13-27
会場：雲雀ヶ原祭場地ほか

料金

有料
お問い合わせ:

0244-22-3064（相馬野馬追執行委員会）
公式サイトをご確認ください。

見どころ満載！相馬野馬追の3日間

相馬野馬追は3日間にわたって開催され、それぞれ異なる見どころがあります。

1日目：お繰り出し・宵乗り

華麗な甲冑をまとった騎馬武者が市内を練り歩く「お繰り出し」
神馬を奉納する神事「宵乗り」

2日目：野馬追

野生の馬を放ち、騎馬武者が追い込む「野馬追」
勇壮な騎馬行列「神旗争奪戦」

3日目：野馬懸

神聖な白装束を纏った若者が野馬を素手で捕らえる「野馬懸」
騎馬武者が市内を練り歩き、祭典を締めくくる「還御」

迫力の馬追いシーンを間近で！アクセス情報

公共交通機関

常磐線/原ノ町駅から車で約10分
※相馬野馬追2日目（本祭り）開催時は、原ノ町駅からシャトルバス運行

車

常磐道/南相馬ICから約15分

歴史と伝統が息づく、相馬野馬追の起源

相馬野馬追は、鎌倉時代にまで遡る歴史ある祭事とされています。相馬氏の祖である平将門が、軍事訓練のために野馬を放ったことが起源と言われています。

その後、相馬地方の領主となった相馬氏によって、五穀豊穣や家内安全を願う神事として継承されてきました。

日本の文化遺産を未来へ繋ぐ

相馬野馬追は、日本の貴重な文化遺産として、国により重要無形民俗文化財に指定されています。

騎馬武者たちの勇壮な姿や、伝統衣装を身にまとった行列など、日本の伝統文化を肌で感じられる貴重な機会と言えるでしょう。

相馬野馬追2024の概要

まとめ

千年以上の歴史を誇る相馬野馬追は、勇壮な馬追いシーンや華麗な武者装束など、見どころ満載の祭典です。

今年は日程変更もあり、より多くの方が参加しやすいことが期待されます。福島県を訪れる際は、ぜひ相馬野馬追に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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