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【福島県いわき市】いわき市平沼ノ内の水祝儀:歴史ある伝統行事で迎える成人の日の祝祭

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福島県いわき市の平沼ノ内地区で、江戸時代から受け継がれてきた伝統行事、「水祝儀」。その謎めいた名前が別名「水かけ祭り」とも呼ばれ、かつては旧暦の1月15日に行われていましたが、今では成人の日に開催されています。このイベントでは、愛宕神社本殿で行われる特別な儀式から、初婿たちが水かけられる瞬間まで、心温まる伝統が息づいています。

いわき市平沼ノ内の水祝儀

イベント名 沼ノ内の水祝儀
日時 2024年1月8日(月・祝)
開催時間 13:00~
会場 愛宕将軍 地蔵尊堂(平沼之内公民館地内)
住所 〒970-0222 福島県いわき市平沼ノ内新街35
料金 無料

愛宕神社の神秘:「墨祝儀」

愛宕神社本殿では、総代や初婿、桶取りたちが磐城めでたや高砂などをうたい、魔除けの印である「ダイコバン」を全員の額に押す「墨祝儀」が行われます。墨付けが終わると、社殿前のしめ縄の中で浴衣一枚となった初婿へ、「桶取り」と呼ばれる地区の未婚の青年4人が初婿へ3度水をかけ、無病息災・豊漁と安全・豊作を祈ります。

豊穣の象徴:竹のしめ縄と笹

その後、初婿と桶取りは立てておいた大竹を諏訪神社へ運びます。この際、竹のしめ縄や笹は観客が奪い合い、これが豊作・豊漁のお守りとなり、自宅の神棚に供えられます。この古くからの習わしは、地元の人々にとっては豊穣を祈る大切な儀式となっています。

平成15年からの誇り:無形民俗文化財指定

この伝統行事は、平成15年(2003)にいわき市の無形民俗文化財に指定され、その歴史と格式を守り続けています。地元の人々が誇りに思い、大切に守り続ける水祝儀。是非、この素晴らしい伝統に触れる機会を逃さずに、新年を祝いましょう。

まとめ

沼ノ内の水祝儀は、豊かな自然と歴史に彩られたいわき市ならではの伝統行事。その美しい風景と心温まる儀式は、訪れる人々に不忘の思い出を残します。ぜひ、今年の成人の日には、平沼ノ内で受け継がれる水祝儀に参加し、日本の伝統を感じてみてください。

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