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2024年沼の内獅子祭典 父子の力でつなぐ伝統の未来へ

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2024年8月24日(土)、福島県いわき市沼の内地区にて「五穀豊穣、海上安全、大漁満足」を願い「沼の内獅子祭典」が開催されました。当日は照りつける太陽の下、元気いっぱいの子供たちが力強く獅子舞を披露し、観客の皆さんに大きな感動と笑顔を届けました。

 

沼の内諏訪神社

写真は2024年の本祭り
沼の内諏訪神社にて9時30分よりスタート。

子供たちの一生懸命な姿は、夏の思い出として心に残るひとときだったと思います。祭り演舞時間は約40分を5件。夏の時期にとても子供にとってハードですが、伝統はこうして受け継がれてきました。

子供たちが3年間参加するこの獅子舞は、地域の伝統を次世代へと受け継ぐ大切な役割。真夏の暑い時期に毎年行われる子供獅子舞は、単なるイベントではありません。それは、地域の伝統を次世代へと受け継ぐ大切な伝統芸能であり、子供たちにとっても貴重な経験の場です。

沼の内漁港

「海上安全、大漁満足」を願いを込めて、沼の内漁港にて獅子演舞を披露しました。漁業組合関係者が沢山見守る中、子供獅子達は一所懸命舞を披露。

子供と父親

2024年はじめて獅子を経験した永山くん。毎日父親と二人三脚で一緒になり練習に参加していました。自主練習を欠かさず行い、当日は最後は素晴らしい舞を披露しました。緊張や猛烈な暑さの影響もあり、体調不良になりながら途中嘔吐の連続。  それでも気力で持ち直し最後まで粘り強く諦めずに、頑張る姿は私も心を打たれました。父親の献身的なサポートもあり、今年はじめての獅子舞を終える事が出来ました。

地域の伝統を次世代へと受け継ぐ大切な役割

この獅子舞に参加する子供たちは、3年間にわたってその技術を学び、伝統を身につけていきます。一歩一歩、少しずつ成長する姿は、まさに地域の未来を担う若者たちの象徴です。彼らが受け継ぐ獅子舞の技と心は、先人たちからの大切な贈り物なのです。

 

獅子頭を被せる父親


2024年最後の舞台 

火の用心前

 

祭り存続の課題

福島県の沼の内地区は、約600世帯が暮らす小さな地域です。しかし、2011年の東日本大震災によって、水産加工工場や漁業に甚大な被害を受け、その影響は今も続いています。震災後、地域の人口はさらに減少し、かつての活気を取り戻すのは容易ではありません。

 

こうした中、地域の誇りである伝統的な祭りが、存続の危機に直面しています。 この祭りは、地域の結束を象徴する重要な行事であり、沼の内の人々にとってはかけがえのない文化遺産です。しかし、若い世代の減少に伴い、祭りの運営や準備を担う青年団の人数も減少し続けています。このままでは、長い歴史を誇る祭りが失われてしまうかもしれません。沼の内青年団のサポートがあり、沼の内獅子祭典、水祝儀(水かけ祭り) が成り立っていると言っても過言ではありません。

 

私は昔あった沼の内弁財天祭りも復活させたいと考えてます。昔は大ウナギで有名な弁天沼で祭り行事がありました。

沼の内青年団募集について

沼の内地区の未来を共に支えてくれる青年団の仲間を募集します。青年団は、祭りの準備や運営をはじめ、地域の行事やイベントにも積極的に関わり、地域活性化の中心的な役割を果たします。祭りの成功はもちろん、地域の絆を深め、沼の内の誇りを次世代へと受け継ぐために、あなたの力が必要です。

 

参加者は、地域住民だけでなく、沼の内を支えたいと考えている方であれば大歓迎です。年齢や経験は問いません。新しい友人や仲間と共に、地域を盛り上げる楽しさを共有しませんか?あなたの参加が、沼の内の未来を明るくし、地域の伝統を守る大きな力となります。どうか、一緒に沼の内地区の復興と発展に向けて歩んでいきましょう。興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

ボランティアも大歓迎であり、旅飯福島で取り上げさせていただき、何かに繋がる発信をさせていただきます。

 

今後募集ページを用意致しますので、当サイト旅飯福島で全力で情報発信を致します。

最後に

子供獅子舞を支えてくださった地域の皆さま、そして暑い中ご観覧いただいた方々に、心からの感謝を申し上げます。これからも、地域の伝統を大切にしながら、子供たちとともにこの素晴らしい文化を守り続けていきたいと思います。

 

旅飯福島編集長
沼の内獅子演舞 師匠
株式会社SKB-PURE
ame Cafe
代表取締役
鈴木 浩三

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