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【福島県会津若松市】<2024年>十日市、 400年以上続く会津地域最大の初市!

新しい年が始まると、日本各地で賑やかな初市が開催されますが、その中でも特に歴史と伝統が息づくのが福島県会津若松市で開催される​十日市です。400年以上も前から続くこの初市は、会津地域最大であり、伝統的な行事として愛され続けています。今回は、その魅力に迫りながら、400年以上の歴史が織りなす​十日市の魅力をご紹介します。

十日市

歴史の香り漂う初市の起源

会津若松市の歴史を振り返ると、至徳元年(1384年)、会津領主・葦名直盛が築いた黒川城で初市祭が開かれ、それが​十日市の起源と言われています。また、商工業の発展を奨励した領主・蒲生氏郷が関与したとも伝えられ、この初市は400年以上の歳月を超えて続いています。

賑やかな市場の様子


​十日市では、イベント開催期間中、市中心市街地を賑やかに彩ります。神明通り、市役所通り、中央通り、大町通りなどで約400店舗が出店し、起き上がり小法師、風車、市飴などの縁起物から、会津漆器、日用雑貨、美味しい飲食物まで様々な商品がずらりと並びます。毎年15万人以上が訪れ、新年の風物詩として楽しまれています。

伝統の祈りを感じる縁起物


出店の中で特に注目されるのは、起き上がり小法師や風車、市飴などの縁起物です。起き上がり小法師は、転んでもすぐに起き上がることから、「家族や財産が増えますように」「厄を背負ってくれますように」との願いを込めて神棚に供えられます。また、素朴な味わいの市飴には、無病息災と家内安全を祈る思いが込められています。

会津の新年に欠かせない風物詩


十日市が開催される神明通りや大町通りは、朝から晩まで多くの家族や観光客で賑わいます。その賑やかな雰囲気は、会津の新年に欠かせない風物詩として親しまれています。歴史と伝統が交錯する​十日市は、会津の誇りであり、地域の絆を感じる場となっています。

まとめ

400年以上も前から続く​十日市は、歴史と伝統の融合が生み出す素晴らしい初市です。会津若松市で新しい年を迎えるなら、ぜひこの賑やかな初市に足を運んで、伝統の香り漂う雰囲気を味わってみてください。歴史の息吹と共に、新たな一年のスタートを感じることができることでしょう。

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