
映画「釣りバカ日誌」シリーズやNHKの大河ドラマ「翔ぶが如く」など、数々の映画やドラマで幅広い役柄を演じてきた俳優の西田敏行さんが17日、東京・世田谷区の自宅で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。76歳でした。
西田さんは、震災後も故郷である福島の魅力を広め、観光や復興の支援を行っています。また、彼自身が震災によって被害を受けた故郷を思う気持ちを公の場で何度も行っています。 私たち福島県民もその発言や行動は多くの人々に感銘を与えました。福島の農産物や観光資源のPR活動に携わり、震災後の風評被害を払拭するための取り組みにも協力しています。
福島県PR動画
西田さんは福島県郡山市出身で、1970年に劇団青年座に入団、その後、映画やテレビで人間味あふれる役から、アウトレイジのような暴力的な悪役まで、幅広く演じる俳優として活躍しました。1993年に公開された山田洋次監督の映画「学校」では夜間中学の生徒をまとめる教師を演じ、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞に選ばれました。民放の人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」では涙もろい「局長」として活躍するなど、庶民的なキャラクターと親しみやすい人柄が最高でした。
1988年から合わせて22作が公開された映画「釣りバカ日誌」シリーズでは、釣りをこよなく愛するサラリーマン、ハマちゃんを演じ、三國連太郎さんが演じたスーさんとのとぼけた掛け合いが人気を集めました。
目次
いわきロケは釣りバカ日誌8
「釣りバカ日誌8」は、福島県いわき市を主要なロケ地として撮影された人気シリーズの第9作目ですこの作品は1996年8月に公開され、いわき市の魅力を広く紹介する機会となりました。筆者も会いたいと強い気持ちから、いわき新舞子海岸まで見に行きました。遠くからでしたが、本人の姿が見れて感動した事を今でも覚えています。
歌手としても温かみのある歌声で知られ、「もしもピアノが弾けたなら」がヒットし、紅白歌合戦に出場したほか、舞台ではミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」で通算260回以上にわたり主役を務めたそうです。
2024年10月17日午後0時半頃、東京都世田谷区の自宅で亡くなっているのが発見されました。多彩な役柄をこなす実力派俳優として、長年にわたり日本の芸能界で活躍し、多くの人々に愛され、福島を愛してくれました。福島にとっても非常に悲しいニュースでした。
今日は追悼で西田さんの映画を見たいと思います。勿論思い出深い釣りバカ日誌8です。アマゾンプライムで視聴出来ますので、いわき各地を撮影がされています。福島県浜通り南部にあるいわき市の様々な場所で撮影が行われました。永崎海岸と勿来漁港が重要なロケ地として使用されました。常磐線の末続駅も映画に登場し、ハマちゃんとスーさんが降り立つシーンが撮影されています。
地域との関わり
西田敏行さんは福島県出身であり、この作品を通じていわき市との深い縁を持つことになったそうです。
東日本大震災の復興支援にも積極的に関わり、「福島を故郷にもって本当に良かった」と語っています。
今月8日には、人気ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の映画「劇場版ドクターX」(12月6日公開)の完成報告会見で元気な姿を見せていました。最遊記の猪八戒役は一昨日見ていましたよ.. 本当に残念でなりません。私は大好きだったのでこれからも、西田さんの映像作品を見続けたいと思います。 ご冥福をお祈りいたします。